生成AI(人工知能)やVR(仮想現実)といった技術革新が世界で急速に進んでいます。科学的な空想に基づくSFをはじめ、未来を描いてきた文学は少なくありません。予想を超えるような技術の進化は、文学にどう影響を与え、未来を予測する力を変えていくのでしょうか。また、「未来を知る」ための読書術とは、どういうものでしょうか。芥川賞作家の平野啓一郎さんと、日本SF作家クラブ会長を務めた声優でエッセイストの池澤春菜さんが対談し、語り合っていただきます。
シンポジウムの模様はオンライン配信でお届けします。
【動画公開中】オンラインシンポジウム「文学は未来の夢を見るか~次代に向けた読書術~」(2024年10月3日~)
主催 |
公益財団法人 文字・活字文化推進機構、日本経済新聞社 |
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プログラム(事前収録) |
オンラインシンポジウム「文学は未来の夢を見るか~次代に向けた読書術~」 出演者 コーディネーター |
日時 |
2024年10月3日(木)正午より配信開始 |
出演者プロフィール |
池澤春菜(いけざわ・はるな)さん 声優・エッセイスト・作家。2020~22年に第20代日本SF作家クラブ会長を務める。高校生の時に声優としてデビューし、数多くの作品に出演。学生時代に英国やタイに留学するなど豊富な国際経験を持つ。読書好きで知られ、年間200~300冊の本を読む。SFエッセイ集『SFのSは、ステキのS』で第48回星雲賞ノンフィクション部門を、『オービタル・クリスマス』(堺三保原作)で第52回星雲賞日本短編部門を受賞。2024年5月に初の作品集「わたしは孤独な星のように」刊行。
平野啓一郎(ひらの・けいいちろう)さん 小説家。京都大学法学部卒。1999年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。40万部のベストセラーとなる。一作ごとに変化する多彩なスタイルで数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。美術、音楽にも造詣が深く、幅広いジャンルで批評を執筆。各分野のアーティストとのコラボレーションも積極的に行っている。『ある男』で2019年読売文学賞、『三島由紀夫論』で2023年小林秀雄賞。主な著書に『決壊』『ドーン』『マチネの終わりに』『本心』など。
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