図書館職員はいま、会計年度任用職員制度や指定管理者制度のもとで、一年ごとの契約更新に加えて、更新を打ち切る〝雇い止め‶もあり、落ち着いて働くことのできない状況に置かれています。さらに図書館運営をめぐる請負価格の激しい値引き競争は、人件費にしわ寄せされるため、司書待遇と図書館サービスを劣化させる要因となっています。
この鼎談では、二つの制度が図書館運営をゆがめつつある現実を直視し、これからの民間活力の適切な活用について考え合いました。また、これらの制度が無書店市町村の増大を後押ししている現状を取り上げ、活字文化の再生についても考えました。
鼎談のアーカイブ動画を「デモクラTV」のYouTubeチャンネルで配信いたしました。ぜひご覧ください。
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開催詳細
【日時】 |
2024年4月16日(火) 16:00~18:30 |
【会場】 | 衆議院第2議員会館 1F 多目的会議室 (東京都千代田区永田町2-1-2) |
【参加者】 |
150名(関係者含む) |
【参加費】 | 無料 |
【プログラム】 |
(1)ごあいさつ 河村建夫 氏(学校図書館議員連盟顧問) (2)ごあいさつ・報告 (3)ごあいさつ 山口寿一 氏(文字・活字文化推進機構理事長) (4)出席議員紹介 (5)鼎談「図書館の現状と改革の課題—図書館職員の地位向上をめざして—」 (6)アピール発表 赤熊千明 氏(文字・活字文化推進機構企画・広報課課長) (7)閉会あいさつ 竹下晴信 氏(学校図書館整備推進会議議長) |