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【動画公開中】1/24文化講演「生成AI『チャットGPT』と学校の教育・図書館の未来を考える」

人間が書いたような文章をつくる生成AIは、子どものあらゆる質問に答えるとともに、読書感想文をつくり、宿題も解いてくれます。新しい技術が世の中を揺るがす事例は過去にもありましたが、生成AIはこれまでの核兵器の脅威などとはまったく違うものとして恐れられています。それは、なぜでしょうか。
技術革新の歴史を踏まえ、生成AIの可能性とリスクについて執筆している読売新聞記者の大塚隆一氏と、デジタルで育ち「学びの偽装」をも身につけてしまった子どもたちの心に寄り添い、授業改革にとりくむ東京大学名誉教授の佐藤学氏。大きな構図・国際的な視点から激変する学校教育を捉え、学びの場の教師や学校司書の役割について、参加者と一緒に考えました。

アーカイブ動画を公開しました。

以下よりぜひご覧ください。

大きな画面で見る場合はこちらから(文字・活字文化推進機構のYouTubeチャンネルに移動します)

  
  

開催詳細

【日時】

2024年1月24日(水) 14:00~16:30 

【会場】

城西国際大学 紀尾井町キャンパス 1号棟 地下ホール
(〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-26)
アクセスはこちらから

【参加者】 70名
【参加費】 無料
【プログラム】

(1)ごあいさつ   山口寿一氏(文字・活字文化推進機構理事長)

(2)報告
   ①生成AI時代とこれからの学校図書館について
    笠 浩史氏(活字文化議員連盟・学校図書館議員連盟事務局長)
   ②生成AIの利用に関するガイドラインについて
    武藤久慶氏(文部科学省初等中等教育局学校デジタル化プロジェクトチームリーダー
           (併)修学支援・教材課長)
     望月 禎氏(文部科学省総合教育政策局長)
     高木秀人氏(文部科学省総合教育政策局地域学習推進課長)

(3)講演
   ①対話型AI「チャットGPT」は子どもの将来の脅威となるのか
    大塚隆一氏(読売新聞東京本社編集委員室)
   ②生成AI時代の学校教育・学校図書館の役割を考える
    佐藤 学氏(東京大学名誉教授)

(4)アピール発表  赤熊千明氏(文字・活字文化推進機構企画・広報課課長)

(5)閉会あいさつ  竹下晴信氏(学校図書館整備推進会議議長)

主催

文字・活字文化推進機構
全国学校図書館協議会
学校図書館整備推進会議

後援

活字文化議員連盟
学校図書館議員連盟

講師略歴(五十音順)

大塚隆一氏(読売新聞東京本社編集委員室)
東京大学理学部地球物理学科卒業。1981年、読売新聞社入社。浦和支局、科学部、国際部、ジュネーブ支局、ニューヨーク支局、ワシントン支局などを経て記者生活43年目。ジュネーブでは多くの国際機関、ニューヨークでは国連とアメリカ社会、ワシントンではアメリカの政治と外交を中心に取材。現在は国際関係のほか、情報技術(IT)、地球環境、核・原子力問題などが主たる関心事。時代の大きな流れや様々な問題のグローバルな構図を伝える記事が目標。

佐藤学氏(東京大学名誉教授)
1951年広島県生まれ。東京大学名誉教授、東京大学大学院教育学研究科元科長(2004年―2006年)。エル・コレヒオ・デ・メヒコ招聘教授(2001年)、ハーバード大学客員教授(2002年)、ニューヨーク大学客員教授(2002年)、ベルリン自由大学招聘教授(2006年)を歴任。全米教育アカデミー(NAE)会員。日本学術会議第一部(人文社会科学)元部長。日本教育学会元会長。アメリカ教育学会(AERA)名誉会員。アジア出版大賞(APA)大賞次賞(2012年)。主要な著書が、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、インドネシア語、ベトナム語、タイ語に翻訳されて出版されている。

 

お問い合わせ

公益財団法人 文字・活字文化推進機構
TEL:03-3511-7305(平日10:00~17:00)
FAX:03-5211-7285
MAIL:office@mojikatsuji.or.jp