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【動画公開中】5/27シンポジウム「学校司書の社会的地位の向上をめざして」

シンポジウム「学校司書の社会的地位の向上をめざして」

2023年は学校図書館法公布から70年。学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会は、常に人がいて、読書や学習に役立つ資料が十分に整備された「子どもが主役」の学校図書館を目指して活動しています。
有識者によるアピール「私たちは学校図書館を応援しています」の発表につづき、記念事業の第2弾として、2023年5月27日に学校司書の問題を考えるシンポジウム「学校司書の社会的地位の向上をめざして」を開催いたしました。

片山善博さんの基調講演では、鳥取県知事時代の学校図書館整備の様子や、学校図書館を取り巻く課題について詳細に語っていただきました。後半のシンポジウムでは、パネリストや来場者から「現場の声」として、劣悪な労働環境に置かれている学校司書の実態など、活発な情報提供・発言をいただきました。
また、会の最後には「学校図書館の向上と学校司書の待遇改善をめざす2023年アピール」の発表が行われ、参加者全員からの大きな拍手で採択されました。

当日のアーカイブ動画を大正大学のYouTubeチャンネルで配信いたしました。ぜひご覧ください。

写真提供:地域人編集部

主催

学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会
学校図書館整備推進会議
全国学校図書館協議会
文字・活字文化推進機構

共催

学校図書館議員連盟 大正大学附属図書館

開催日時

2023年5月27日(土)
14:00~17:15

会場

大正大学8号館4階「礼拝ホール」
(〒170-8470 東京都豊島区西巣鴨3-20-1)
アクセス https://www.tais.ac.jp/utility/access_map/

参加者数

100名

参加費

無料

プログラム

主催者挨拶
 山口寿一氏(運営委員会代表 文字・活字文化推進機構理事長)
共催者挨拶
 髙橋秀裕氏(大正大学学長)
来賓挨拶
 笠 浩史氏(学校図書館議員連盟事務局長 衆議院議員)
来賓挨拶
 藤江陽子氏(文部科学省総合教育政策局局長)

基調講演「学校図書館の充実と自治体の責務」(60分)
講師
 片山善博氏(大正大学特任教授 元総務大臣)

シンポジウム「学校司書の社会的地位の向上をめざして」(90分)
パネリスト(50音順)
 稲井達也氏(大正大学附属図書館長)
 田村 修氏(神奈川県立鶴見高等学校学校司書)
 生井恭子氏(東京都立鹿本学園司書教諭)
 宮﨑伊豆美氏(東京学芸大学附属竹早小学校・附属特別支援学校司書)
コーディネーター
 鎌田和宏氏(帝京大学教授)

アピール発表

閉会挨拶
 竹下晴信氏(運営委員会座長 学校図書館整備推進会議議長)

司会進行 小田佳織(文字・活字文化推進機構)

当日配付資料(PDF)

◆稲井達也氏
・「学校司書の社会的地位の向上のための方略」

◆田村 修氏
・「学校司書の専任化・地位向上に必要なこと」「富山県小中学校への学校司書配置状況」
・「学びが広がる学校図書館」
・「神奈川県立鶴見高等学校 学校図書館案内」

◆宮﨑伊豆美氏
・「学校司書の社会的地位の向上をめざして」

※ご覧になりたい資料名をクリックしてください。

登壇者プロフィール

片山善博氏
(大正大学特任教授 元総務大臣)
鳥取県知事、総務大臣を務め、その後慶應義塾大学、早稲田大学で教鞭を執る。
特に鳥取県知事時代に「知の地域づくり」として図書館の重要性を取りあげている。
現在、大正大学公共政策学科特任教授・地域構想研究所所長である。

稲井達也氏
(大正大学附属図書館長)
大正大学教職支援センター教授、附属図書館長(部長兼務)。専門は国語科教育、読書指導、学校図書館、探究学習。上智大学卒。筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程修了。25年間にわたり、都立高校、東京都教育委員会、都立中高一貫教育校での勤務を歴任後、日本女子体育大学教授・附属図書館長を経て2020年度から現職。

田村 修氏
(神奈川県立鶴見高等学校学校司書)
神奈川県立高校の専任・専門・正規の学校司書・桜美林大学非常勤講師。学校図書館問題研究会で「職員問題プロジェクトチーム」座長を務める。共同編著に「学校司書のための学校図書館サービス論」(樹村房)など。

生井恭子氏
(東京都立鹿本学園司書教諭)
東京都特別支援学校主任教諭。入都以来、肢体不自由教育の特別支援学校に勤務する。教員になる前は、葛飾区立公共図書館に勤務し児童・ヤングアダルトサービスを担当する。トライアスロンを趣味としている。

宮﨑伊豆美氏
(東京学芸大学附属竹早小学校・附属特別支援学校司書)
東京学芸大学附属竹早小学校・附属特別支援学校司書。1998年より東京三鷹市で9年間小学校司書。出産後、国立大学附属中学校司書を1年、東村山市では小学校と支援担当の兼務を9年間勤めた。2020年から現職。

鎌田和宏氏
(帝京大学教授)
1963年生まれ。東京都出身。東京学芸大学大学院教育学研究科修了、教育学修士。東京都公立学校・東京学芸大学附属世田谷小学校・筑波大学附属小学校教諭などを経て、現在、帝京大学教育学部教授。著書『入門 情報リテラシーを育てる授業づくり』(少年写真新聞社)、共著『学校司書のための学校教育概論』(樹村房)など。

お問い合わせ

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