シンポジウム「学校司書の社会的地位の向上をめざして」
2023年は学校図書館法公布から70年。学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会は、常に人がいて、読書や学習に役立つ資料が十分に整備された「子どもが主役」の学校図書館を目指して活動しています。
有識者によるアピール「私たちは学校図書館を応援しています」の発表につづき、記念事業の第2弾として、2023年5月27日に学校司書の問題を考えるシンポジウム「学校司書の社会的地位の向上をめざして」を開催いたしました。
片山善博さんの基調講演では、鳥取県知事時代の学校図書館整備の様子や、学校図書館を取り巻く課題について詳細に語っていただきました。後半のシンポジウムでは、パネリストや来場者から「現場の声」として、劣悪な労働環境に置かれている学校司書の実態など、活発な情報提供・発言をいただきました。
また、会の最後には「学校図書館の向上と学校司書の待遇改善をめざす2023年アピール」の発表が行われ、参加者全員からの大きな拍手で採択されました。
当日のアーカイブ動画を大正大学のYouTubeチャンネルで配信いたしました。ぜひご覧ください。