「国民読書年」である今年は、本や新聞などの活字文化に親しむことによって、「言葉の力」をはぐくむことの大切さが改めて注目されました。一方で、IT技術の進歩に伴い、デジタル書籍元年とも言われ、専用端末の発表や電子書店への参入が相次ぎ、初の本格的な電子新聞も登場しました。そこで、デジタル時代に紙の印刷物が生き残れるのか、紙の印刷物とデジタル書籍などがそれぞれのよさを生かしながら共存していけるのか、専門家が多角的に話し合いました。
※当シンポジウムの採録記事は12月27日に日本経済新聞朝刊24、25面に掲載されました。