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【募集中!(9/12正午まで)】「読書バリアフリーサポーター養成講座」開講のご案内

当機構では今年度「読書バリアフリーサポーター養成講座」を開講します。

昨年117日、学校図書館法公布70周年記念事業として開催したシンポジウム「読書バリアフリーと学校司書の役割」では、「学校における読書バリアフリー推進のためには、資料の配備と、その資料を活用するための人材の拡充、そしてバリアフリー図書について広く知らせていくことが重要である」とのアピールが採択されました。これを受け、当機構は今年度、「読書バリアフリーサポーター養成講座」を開講することにいたしました。
「読書バリアフリー法」の成立から5年となる今年、まだまだ様々な課題を前に、どのように対応していったらよいか悩んでいる方や、学びたい方に向けて、読書バリアフリーの推進面での課題の1つとなっている「人材育成」を活性化させて参ります。

※ 本講座は、一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)の共通目的基金の助成のもと実施いたします。

講座の概要  ~この講座で身につくこと~

「読書の困難や障害当事者の実情とは?」「読書バリアフリーとは?」「バリアフリー図書とは?各業界の取り組みとは?」
そんな疑問に答える基礎的な知識や基本的な考え方を、障害者の読書に必要な過程「アクセシブルな資料を作る→蓄積する→届ける→支援する」という流れに即して掴む理論編(第1回~第3回)として、それぞれのセクションに関わる有識者の方からお話しいただきます。
最終回(第4回)には支援機器に触れていただいたり、読書バリアフリーサポートを実際に体験していただいたりする体験型のカリキュラムを予定しています。

この講座を通して、受講生の皆様には次のような「読書バリアフリーサポーター」を目指していただきたいと願っています。
・それぞれの活動場所で、読書バリアフリーに関する取り組みを中心になって推進する人
・誰かの読書の困りごとに対して、アドバイスができる人
・この先の読書支援のあり方を、柔軟に、持続可能な形で考えられる人

修了について

① 第1~3回の全講義の聴講とレポートの提出
② 第4回(現地開催)への出席
以上2点を満たしていただいた方へ、「読書バリアフリーサポーター養成講座」修了証をお渡しします。

※ 初年度の今年は、第1回~3回の講座を公開収録形式で行います。当日、現地参加が難しい場合は、後日アーカイブ動画を限定配信いたしますので、視聴とレポ―ト提出をお願いします。
※ 第4回のアーカイブ動画はございません。現地開催への出席が必須となります。
※ ただし、やむを得ず欠席やレポート未提出となった回がある場合は、次年度に同回を受講すれば修了扱いといたします。

実施スケジュール(全4回)予定

第1回 2024年  9月28日(土)13:00~16:30/開会式・オリエンテーション/読書バリアフリー総論①②
第2回 2024年11月30日(土)13:00~15:30/主なバリアフリー図書の紹介/取り組み事例等の紹介(点字図書館編)
第3回 2025年  1月18日(土)13:00~16:30/取り組み事例等の紹介(学校図書館・大学図書館、公共図書館、国会図書館、出版界など)
第4回 2025年 2月15日(土)10:30~16:30/体験や実践等/まとめ/修了式

※ 近日中に講師情報を更新いたします。
※ 時間は都合により前後する可能性がございます。また、内容・順序等も変更となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

会場:日本出版クラブ (〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-32
   神保町駅(東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄新宿線・三田線)A5出口より徒歩2分

主催・後援

主催:公益財団法人 文字・活字文化推進機構
後援:一般社団法人 出版文化産業振興財団、読売新聞社

対象

図書館関係者(公共・学校・大学・専門など)/学校・教育関係者/読書に関わるボランティア/書店員/出版関係者/将来、図書館や出版業界を目指す学生/本テーマに関心のあるすべての人

定員

30名(予定)
※定員を超えた場合は、お申込み内容を参考に選考を行います

受講料

初年度 無料

お申込み

お申込みフォーム

締切:2024年9月12日(木)正午まで

※ 定員に達しなかった場合は二次募集を行います。二次募集の有無が決まりましたら、こちらのページでご案内いたします。

お問い合わせ

「読書バリアフリーサポーター」係
問い合わせフォーム
TEL:03-3511-7305(平日10時~17時)