国立青少年教育振興機構と文字・活字文化推進機構は、7月26日から28日までの3日間、東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで、平成25年度「読書と体験の子どもキャンプ」を開催しました。
子どもたちは、初日、竹筒ごはんづくりなどの野外炊飯に挑戦しました。2日目には、国立国際子ども図書館を見学したあと、10班に分かれておすすめ本を紹介し合う知的書評合戦「ミニ・ビブリオバトル」を行い、「読書の楽しみ方を広げよう」をテーマにしたワークショップに取り組みました。
最終日のワークショップ報告会では、ミステリーブックツアーを開催したり、学校の昼休みに本に関するクイズを出して調べてもらったりすることなど、想像力豊かなアイデアを次々と発表し、関係者を驚かせました。
期間中、ジャーナリストの池上彰さんが、読書の意義や「思いやり」の大切さについて熱く語ったほか、ビブリオバトルの発案者、谷口忠大さん(立命館大学准教授)が、「コミュニケーション力をはぐくむゲームとして、ビブリオバトルを楽しんで」と呼びかけました。