国立青少年教育振興機構と文字・活字文化推進機構は、8月3日から5日までの3日間、東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで、平成24年度「わくわく子ども読書キャンプ」を開催しました。
この読書キャンプは、友だちに読書の楽しさや大切さを伝える「子ども読書大使」を育てるのが目的です。今回は、全国38都府県の読書活動優秀実践校など49校の小学校の5、6年生96人が参加しました。
期間中、子どもたちは、十班に分かれて「わたしたちの夢の図書館」について考えるワークショップに取り組み、その成果を発表しました。空飛ぶ図書館、階段を昇ると発電できるエコ図書館、流れるプールで本が読める図書館、お話の世界を体験できる図書館、魔法が使える図書館など想像力豊かなアイディアを次々と披露し、関係者を驚かせました。
そのほか、子どもたちは、明治大学の齋藤孝教授から、新聞記事を使って、考える力や日本語力を伸ばす方法を学んだり、絵本作家の長谷川義史さんの「ウクレレ絵本ライブ」を楽しんだりしました。