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7/28 「ピノキオコンサート 大人とこどものための音・学・会 at 京都大学」

ピノキオコンサートとは ~演奏とおはなしのコンサート~

7月28日(日)に京都大学主催、(公財)アルゲリッチ芸術振興財団と当機構の共催で、
「ピノキオコンサート 大人とこどものための音・学・会 at 京都大学」を開催しました。

「ピノキオコンサート」は、世界的ピアニストでアルゲリッチ財団総裁のマルタ・アルゲリッチ氏と
伊藤京子氏(ピアニスト、アルゲリッチ芸術振興財団副理事長)の発案により、クラシック音楽を通して、
大人が子どもたちの育つ精神環境を考えていくことを目的としています。
子どもたちは音楽とおはなしを通して想像力や心の成長を育み、大人たちは心豊かで穏やかな社会を創るためにできることは何かを一緒に考えていく「演奏とおはなし」のコンサートです。

当日は、会場の京都大学百周年時計台記念館 大ホールに小学生の親子約500名が来場されました。
ヴァイオリン奏者の後藤康さんと横島礼理さんに、メンデルスゾーンやモーツァルトなどの楽曲を演奏いただき、アナウンサーで絵本専門士の古賀涼子さんには『弾きがえる』と『くまとやまねこ』の2冊の絵本を朗読していただきました。
カエルとヴァイオリン奏者が登場する童話『弾きがえる』では、ヴァイオリンの音色でカエルの鳴き声を表現するなど、朗読と演奏の楽しいコラボレーションとなりました。

会場の京都大学百周年時計台記念館
演奏 横島礼理さん(左)、後藤康さん(右)
古賀涼子さんによる朗読
演奏と朗読のコラボレーション

開催詳細

【日時】

2024年7月28日(日)13:30開演 (終了しました)

【会場】 京都大学百周年時計台記念館 大ホール(京都市)
【出演】

後藤康(ヴァイオリン)
横島礼理(ヴァイオリン)
古賀涼子(司会・朗読)

 

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主催

京都大学

共催

公益財団法人アルゲリッチ芸術振興財団
公益財団法人文字・活字文化推進機構

後援

読売新聞社
日本児童図書出版協会
NPO法人 絵本文化推進協会

出演者プロフィール

後藤康
大分市出身。3歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園大学卒業。第6668回全日本学生音楽コンクール高校の部北九州大会第1位。第68 回同コンクール高校の部全国大会横浜市民賞。第14 回ヴィエニャフスキ・リピンスキ国際ヴァイオリンコンクール第3位。第3回ガダニーニコンクール第3 位。第13回および第20回記念別府アルゲリッチ音楽祭に出演。これまでに、篠崎永育氏、川瀬麻由美氏、辰巳明子氏に師事。
現在NHK 交響楽団ヴァイオリン奏者。

横島礼理
東京都出身。5歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校(共学)、桐朋学園大学を卒業。第62回全日本音楽コンク-ル東京大会、全国大会1位。併せて兎束賞・東儀賞・日本放送協会賞を受賞。これまでに堀正文、久保良治、飯田芳江、草野玲子の各氏に師事。
現在NHK交響楽団ヴァイオリン奏者。

古賀涼子
福岡県出身。アナウンサー、絵本専門士、防災士。
2001年に株式会社エフエム東京(TOKYO FM)に入社、2020年に独立。音楽番組や報道番組など多数出演。TOKYO FM 「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」では絵本専門士として、絵本朗読コーナー「よ・み・き・か・せ」のレギュラーナレーターを務めている。
防災士でもあり、被災地取材や防災番組の制作・出演も豊富。防災絵本のコレクター・研究家として、絵本と防災を組み合わせたイベントやセミナーにも力を入れる。政府広報のTV、ラジオ、WEB CMナレーションを担当中。